緊張型頭痛や片頭痛の為に整体で軸にしていること
緊張型頭痛や片頭痛の為に整体で軸にしてい事とは?
その軸は、緊張型頭痛や片頭痛の原因を緩和させる為のものです。
原因は、それぞれ異なり
緊張型頭痛の原因は、主に首や肩の凝り、
片頭痛の原因は、ストレスと言われています。
それぞれ原因は、違いますが、当院で行う際の施術の軸は同じです。
その軸としている事は
・背骨の歪みを正す。
・頭蓋骨自体の歪みを正す。
この2つを改善させる為の施術です。
ただし、片頭痛に対しての整体は、いくつかルールを設けています。
なぜ同じでよいのか?
なぜ同じでよいのか?
それは、ストレスの一つに身体的な疲労や骨格の歪み、痛みも含まれる為です。
詳しくは、コチラを読んでほしいのですが、ストレスは精神的なストレスだけではなく、脳の負担や変化もストレスとなっています。
脳の負担なので、病原菌が体に入ってきた時の免疫作用、化学物質の処理、公害などもストレスになります。
このような色々ある負担がストレスになり、これらの総合的なストレスの量が個人の許容値を越えた時に片頭痛が出たり、病気になったりします。
そのストレスの中で整体で緩和が見込めるものは、主に身体的なストレスや精神的なストレスです。
当院の整体では、これを減らせる為に片頭痛の辛さや感覚が抑えられるものだと思われます。
また、緊張型頭痛は、肩こりや首コリ、頭の筋肉のコリ、骨格の歪みや頭蓋骨自体の歪みなどの身体的なストレスが原因です。
その為、緊張型頭痛は整体を受ければすぐに頭痛が軽くなる事が多いです。
ルール
主に、片頭痛持ちの方限定のルールです。
吐き気がある日や動くと頭痛が悪化する日は、それが収まってから来院ください。
この症状が出ている日は、整体を受けても改善しません。
動作で頭痛が強くなったり、吐き気が強くなる事もある為に整体を受けてもそのような状態になる事が多いです。
日を改めて来院し、整体を続ける事で症状の強さが減り、半頭痛が起きる間隔は短くなってきます。
骨格の歪みを正すとは
骨格の歪みとは、関節である骨と骨が通常あるべき位置からズレた状態をいい、そうなると脳は筋肉を働かせて歪みを補正させようとします。
その補正は筋肉がしますが、歪みが強くなるほど筋肉の働きも強くなり、その分疲労が貯まります。
補正させる理由として
・両目を結ぶ線を水平にしたい。
・脊柱間を狭くさせたくない。
があります。
両目を水平
人は動作中に目を開けている間は、バランスをとろうとします。
例えば、頭を右に向けたままずっと生活する事は苦痛に感じ、その状態での歩行はバランスをとりにくく違和感を感じます。
体調が悪い、バランスを保つ能力が低い人は、このような事でも吐き気を感じます。
脊柱狭窄
脊柱管を狭くさせない。
脊柱管とは、背骨の中にある脊髄神経が収められているところです。
背骨が歪むと脊柱管は狭くなり、脊髄神経や抹消神経を圧迫することがあります。
この神経が向かう先は、内臓も含まれ、脊柱管の狭窄がひどくなると内臓機能にも影響を与える事があります。
また、痛みや痺れが出ることもあり、それを抑えようと脊柱管が広く保たれる姿勢を自然にとろうとします。
また、脊柱管には脊髄液という液が満たされていますが、これは目や内耳の液体とも繋がっています。
脊柱管が狭くなり、その循環に悪影響を及ぼすとバランスをとる器官である目や内耳に影響を与えます。
その為、片頭痛時の動作中の症状悪化や吐き気は、これらが関係していると思われます。
詳しくはコチラ。
頭蓋骨自体の歪みを正すとは
頭蓋骨を歪めるものは、頭蓋骨に付着する筋肉です。
この筋肉が硬くなれば骨を引っ張り、骨を歪めます。
また、その筋肉が疲労し硬くなれば、頭に痛みを感じやすくなります。
この骨自体の歪みは、
・頭蓋骨への直接的なけん引。
・間接的(筋連結)な作用。
によっておこります。
その為に、頭蓋骨の歪みを改善させるには、この2つを緩める事が大切です。
なぜ、骨自体が歪むのか?
頭蓋骨は、22個の骨が組み合わさってできています。
生まれた直後のこの骨は、引っ付いておらず隙間があります。
成長するに従って隙間がなくなりますが、骨と骨が完全にひっつき一つの骨になる訳ではありません。
また、骨は硬くて曲がらないものと思っている人が多いと思いますが、骨の構成成分は主に
リン酸カルシウム70%
コラーゲン20%
水10%
となっていて、3割は硬くない物質で出来ています。
その為に、骨はしなやかさも兼ね備えています。
頭蓋骨で歪みやすい骨
頭蓋骨の中でも湾曲しやすい骨は、以下の四つです。
①前頭骨、②頭頂骨、③側頭骨、④後頭骨。



なぜ?この4つの骨なのか?
イメージしてほしいのですが、
鉄の棒5cmと10cmがあり、どちらも同じ太さ、素材の場合。
力を加えたときにどちらが曲げやすいか?
それは、長い方の10cmです。
もう1例、厚さ1mmの鉄製の円盤があり、直径5cmと10cmがあります。
この円盤の中心を押すとどちらが凹みやすいか?
それは、直径が大きい10cmの方です。
先ほどの4種類の骨は、どちらも大きい骨です。
そして頭蓋骨の骨の厚さは、
頭頂や後頭部で5mm程度。
側頭部は2~3mm程度となっています。
コメント