緊張型頭痛とは
緊張型頭痛とは、頭や首の筋肉のコリによる痛みです。
痛み方
「締め付けられるような痛み」
主な症状は、「頭全体を何かできつく締めつけられるような継続的な痛み」です。
緊張型頭痛は、頭痛と共に他の症状を感じることが多いのが特徴です。
そのなかで最も多いのが
「肩や首筋のこり」。
そのほかに「目の疲れ」、「だるさ」、「疲労感」、「フワフワしためまい」などがあります。
原因
「首や頭の筋肉の血行障害や神経の圧迫」です。
このコリの原因は、精神的なストレスと筋肉的ストレスによる筋肉疲労です。
精神的ストレスは貯まると、神経や筋肉の緊張が高まり、体に力が入り筋肉が疲労します。
また、姿勢不良により頸に付着する筋肉が酷使されるとその筋肉は疲労します。
そして、疲労してくると筋肉は硬くなります。
頭の筋肉に向かう神経は、頸の骨の間や首の筋肉の間を通っています。
筋肉に向かう血管も筋肉の間を通ります。
筋肉が硬くなると神経や血管が筋肉に押しつぶされてしまいます。
また、骨がズレれば神経を圧迫することもあります。
負のループ
血管が圧迫されると血流が悪くなり、栄養や老廃物の運搬に悪影響を与えます。
神経が圧迫されると、神経が向かう筋肉は硬くなります。
姿勢不良や精神的ストレスという原因を減らさなければ、これらによる筋肉疲労でコリが作られ神経や血管を圧迫し、それがさらに筋肉を硬くさせるという負のループが続きます。
発症時期
「全世代」
発症の比率に男女の差はないと言われていますが、当院に頭痛で来院されている方は女性が多い傾向です。
原因が筋肉のコリなので、体をあまり動かさない職業で事務職や学生。
または、立ちっぱなしの職業。
また、悪い姿勢を強いられる建築業や工場勤務の方が多く来られます。
発症頻度
毎日連続的におこる持続性の頭痛です。
日常生活に支障がでるほど強烈な痛みは少ないですが、肩こりや疲労感、目の疲れをともなう頭痛です。
誘因
「ストレス」
肉体的ストレス以外に仕事や家庭でのトラブル、対人関係など、不安やうつの状態が長く続くとストレスがたまり神経や筋肉の緊張が高まります。
不思議整体でできること。
緊張型頭痛は首や肩、頭部の筋肉で血行不良が原因です。
この原因は、精神的ストレス以外にも姿勢不良による筋肉への負担と骨格の歪みです。
猫背になると重い頭を支えるために首や背中の筋肉を使ってそれを支えます。
例えば、買い物に行って重い物を長時間持つと腕が痛くなってきますが、それと同じように首や肩が痛くなります。
また、首や肩がこるとその筋肉と繋がっている頭の筋肉が硬くなるので頭痛がおこります
また、仕事や家事などの習慣的な猫背で骨格に歪みがあると、それを正そうと自然と筋肉は力が入り、先ほどと同じ理由で筋肉が硬くなることはもちろん、歪みによって神経を圧迫し、痛みの悪循環へ繋がる場合もあります。
施術では、これらを短時間で筋肉をゆるめる多圧法や骨格の歪みを正す特殊整体やカイロプラクティック矯正で歪みを正し、痛みをなくしていきます。
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