片頭痛

片頭痛の治し方 比率

どのような痛みか?

「ズキンズキン」と脈打つ痛み。

頭の片側に、こめかみから目にかけて脈打つように痛む。

これが典型的な特徴ですが、片側ではなく、両側や後頭部まで痛む場合もあります。

症状を持っている2割ほどの方に「閃輝暗点」という前兆がでる方もいます。

閃輝暗点
閃輝暗点

これは、視野の中心にチカチカした光の点やギザギザした線が現れるというものです。

痛む理由

頭や発痛部位周辺の血管が拡張しすぎて痛みます。

痛みがやわらぎそう?

血管が広がるので血液の流れがよくなって痛みがやわらぎそうです。

ですが、片頭痛の場合にはそうではないのです。

これは脳内の血管の収縮や拡張にかかわっている「セロトニン」という神経伝達物質ホルモンが減少したり、十分働かなくなることが原因です。

血管が拡張しすぎることで脳の血管の回りを取り巻く三叉神経に刺激が入り片頭痛になると考えられています。

片頭痛_セロトニンと三叉神経。

片頭痛の割合

慢性頭痛(片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛)のうち約25%は片頭痛です。

片頭痛は、比較的若い女性に多く見られ、女性の方が男性の3倍も片頭痛で苦しんでいます。

また、女性の場合には加齢とともに生理がおこらなくなると片頭痛がなくなるという方もいます。

片頭痛と生理の関係

女性は生理があるためにその周期によって女性ホルモンの分泌が変わります。

生理の過程で女性ホルモンのひとつである卵胞ホルモンの分泌が減ると、脳内のセロトニンが減少します。

セロトニンは、血管収縮のコントロールや痛みの抑制作用を持っています。

セロトニンが減ると痛みに過敏な状態になりやすい。

女性は、そのために頭痛を感じやすいと考えられています。

このような不確定な要素から頭痛の種類が変わっていきますが、女性は生理があるためにその周期によって女性ホルモンの分泌が変わります。

生理の過程で女性ホルモンのひとつである卵胞ホルモンの分泌が減ると、脳内のセロトニンが減少しますが、セロトニンは血管収縮のコントロールや痛みの抑制作用を持つためにセロトニンが減ると痛みに過敏な状態になりやすく、頭痛がおこりやすいと考えられています。

発症頻度

月に1~2回、多い時には週に1~2回の割合で繰り返し起き、一旦痛み出すと数時間から3日間ほど、動けないほどの激しい痛みをともなう発作性の頭痛です。

病院での片頭痛の診断基準

前兆のない片頭痛の診断基準(国際頭痛分類第2版、2004年)

A. B~D を満たす頭痛発作が5 回以上ある
B. 頭痛の持続時間は4~72 時間(未治療もしくは治療が無効の場合)
C. 頭痛は以下の特徴の少なくとも2 項目を満たす
1.片側性
2.拍動性
3.中等度~重度の頭痛
4.日常的な動作(歩行や階段昇降などの)により頭痛が増悪する、あるいは頭痛のために日常的な動作を避ける
D. 頭痛発作中に少なくとも以下の1 項目を満たす
1.悪心または嘔吐(あるいはその両方)
2.光過敏および音過敏
E. その他の疾患によらない

以上、一般社団法人頭痛学会より抜粋。

片頭痛の前兆を知る。

片頭痛がある方すべてに起こる訳ではないですが、あるきっかけにより片頭痛が誘発されることがあります。

それは、ひとそれぞれ違いますが、一般的に言われているのは、光、音、ある特定の匂いです。

他の人が気にならないような刺激に敏感に感じ取り、それがトリガーになって片頭痛が起こることがあります。

・香水

香り成分が入っている洗剤や柔軟剤のような一般的にはいい香りであっても、それによち頭痛が起こることがあります。

また混雑している場所に行くと、他人の香水や整髪剤、食事の匂いで誘発する可能性があります。

洗剤や柔軟剤は無香のものを選んだり、日頃からマスクをつけて予防を心がけることを薦めます。

・強い光や大きい音

映画館は、暗がりのところで強い光や大きな音がでる場所です。

また、音楽フェスや花火大会も要注意。

そして日差しが強い日には、日光を浴びる時には、洗濯物を干したり取り込んでいる短い時間でさえも、それがトリガーになる可能性がありまさう。

それらはサングラスで対策ができるので、装着すれば気を付けることができます。

片頭痛もちの方は、なんとなく今日はやばいと感じていることが多いですが、そのような時はそのような場所に行かないように心がけたいです。

そのようなイベント前には、うるまカイロに来られて片頭痛が起きにくくしてから足を運ぶこともそうですが、片頭痛は日頃のストレスから誘発されやすい為、リラクゼーションを高めたり、睡眠時間を適度にとり疲労を抜くことも大切です。

・空腹

お腹が減ると血糖値が下がりますが、その際に血管が緩み血管周囲の三叉神経を刺激し、片頭痛を誘発する事があります。

ダイエットや1食抜くような食事の仕方は、控えた方がよいです。

また、特定の食材により片頭痛が誘発されることもあります。

一般的にはチーズ、赤ワイン、チョコレートが好きな人が片頭痛もちである事が多いです。

その他の慢性頭痛

緊張型頭痛

群発頭痛

危険な頭痛

コメント

テキストのコピーはできません。