健康な人でも出るむくみ。

むくみ(浮腫)

むくみとは、皮膚の下に水がたまった状態をいいます。

そのむくみができる原因は、リンパ液だけではなく血液の流れも悪いことが原因にあります。

私たちの体内では、細胞へ栄養を送るために毛細血管から血漿の一部が常に漏れています。

この漏れ出した血液は組織液(間質液)と呼ばれており、栄養運搬だけではなく老廃物の運搬も行っています。

この間質液は毛細血管やリンパ管で吸収されます。

図1:毛細血管とリンパ管のイメージ

そこで血液やリンパ液の流れを悪くする要因があると、間質液が停滞することになり、むくみとなってしまうのです。

とくに膝から下の下腿部分は、心臓より遠いことと重力の影響で血液が心臓に戻りにくく、むくみやすくなっています。

むくみとなっている液体は

むくみとなっている液体は、間質液と呼ばれるものです。

間質液は、体液の細胞外液にあたります。

その体液は、細胞内液と細胞外液に大別され、一般的な成人男性では全体重の

40%は細胞内液。

20%は細胞外液。

となっています。

細胞外液は、血漿と間質液に分けられ、

間質液が15%

血漿が5%

です。

細胞内液は、言葉通りに細胞内にある液体です。

細胞外液は、細胞内液以外の液体をいい、血液やリンパ液も含まれますが、成分は異なります。

間質液は、組織液とも呼ばれますが、細胞の周囲にある液体です。

体重の40%はタンパク質、脂質、無機質になります。

体液の役割

体液の役割は、

・栄養素や酸素の体内への運搬や老廃物の体外への排出。

・細胞内でのエネルギー産生とたんぱく合成。

・汗や尿として排出されることによる体温調節。

・細胞内外での体液移動

があります。

間質液が停滞する理由。

細胞への栄養補給や老廃物の運搬は、ひとつひとつの細胞に血管がつながっているのではなく、血管から染み出した間質液が行っています。

むくみの元となる間質液は、血管内の血液成分のひとつである血漿の一部で、細胞に栄養を送る為に常に毛細血管から漏れ出しています。

また、細胞の老廃物を含んだ間質液は、リンパ管や再度毛細血管に吸収されるのですが、その吸収が停滞した場合におこります。

図1:毛細血管や毛細リンパ管
図1

動脈と静脈は、図1のように動脈の毛細血管(赤)の静脈の毛細血管(青)と繋がっています。

そして毛細リンパ管も毛細血管のように細胞周囲に張り巡らされています。

このような毛細血管から組織液(間質液)が染み出して細胞への栄養補給や細胞から老廃物を受け取り、リンパ管や静脈で吸収されて心臓へと向かいます。

リンパ管は、血管と同じように全身に張り巡らされており、リンパ節を経由して鎖骨下静脈に結合し心臓に戻ります。(図2参照)

図2
図2

また、リンパ管は静脈と同じように管の中に逆流防止弁があり、リンパ液の流れが抹消へ向かわずに心臓へ向かう仕組みになっています。

リンパ節の役割は、体の中に入ってきた悪いものを攻撃する場所ですが、むくんだ状態はリンパ管や静脈に吸収されていない状態が続く為に悪いもの浄化されにくい状態と言えます。

その為に体のむくみは、健康に良くないと言えます。

むくみは、何パーセントから?

体液の何パーセント以上がむくみと表現されるのか?

通常、成人男性の体液は60%程度です。

それより5~10%以上多い状態がむくみ(浮腫)と言われます。

例えば

体重が60kgの人では。

細胞内液(40%)は、24リットルです。

細胞外液(20%)は、12リットルで、その内間質液ですので9リットル、血漿は3リットルとなります。

つまり、むくみがない状態の間質液(むくみとなるもの)は9リットルです。

体重5%でのむくみは、間質液が3リットル加算され12リットルになり、

体重10%でのむくみは、通常体重より6リットル加算され15リットルになります。

正常な状態で間質液は9リットルのはずが、12~15リットルに増えているとなると、比率だけみてみても何かしら体に悪そうな気がします。

また、みくみ体質の方で水を飲んだだけで太るという人は、この辺に理由があります。

例えば体重の5%のむくみ体質の方で、運動を始めた場合。

運動中のミルキングアクションの効果や発汗でむくみの部分である3kgがすぐに落ちて体が細くなったとしても、筋線維はすぐに太くなる訳ではない為に、水分補給をしたらすぐに元に戻ります。

※ミルキングアクションの説明は下記参照。

この場合、「すぐに元に戻ってしまった」、「やる意味なし」とあきらめるのではなく、継続できる運動が大切です。

むくみによる症状

症状は、

・むくみ、そのものによる症状。

・むくみを起こしている原因による症状。

があります。

むくみそのものによる症状

むくみそのものによる症状は、

軽度の場合はそれほど影響がでませんが、むくみが強いほど皮膚が突っ張り関節の可動域が狭くなります。

関節を曲げると皮膚が縮む側と伸びる側がありますが、むくみにより皮膚が突っ張れば関節を曲げた時に伸びる側の皮膚がさらに伸びることになり関節の動き制限します。

また、むくみは血の流れが悪い事で老廃物が停滞し、痛みや疲労感を感じやすくなります。

そして、これらは肩こりや腰痛、緊張型頭痛が起きやすくなります。

緊張型頭痛の記事は、コチラへ。

むくみの原因による症状

むくみを起こしている原因によるもの。

内臓疾患や薬の副作用などが原因でむくみが生じている場合、それぞれの症状が伴います。

自分でむくみをチェックするには

むくんでいる部分を指で圧迫し続けると皮膚が凹み、すぐには元に戻らないものですが、その凹みが元に戻る時間で原因が何か絞る方法もあるようです。

参考:参考:病気と健康の話(一般社団法人 小群三井医師会)

むくみの自己チェック法

指でむくんでいる部分を

約5mm程度、10秒間で押圧し圧痕をつくります。

その圧痕の改善時間で疾患タイプが分かれます。

fast edemaの場合、

・fast edema:40秒未満で圧痕が改善。

低栄養やネフローゼ症候群の可能性があります。

slow edemaの場合

・slow edema:40秒以上で圧痕が改善。

心不全や腎不全が主な疾患のようです。

つまり、fastb edemaのように押圧して圧痕がすぐに戻ったとしてもむくんでいる可能性もあるようです。

また、あくまで予想であって、正確な判断は病院で検査を受ける必要があります。

健康な人でもむくみができる理由。

むくみは、健康診断で特に引っ掛かからない人でも起こります。 

寝起きや日によって顔や足むくんでいる?と思った人は多いと思います。

健康な人がむくみがおきる原因は、4つあります。

①ミルキングアクションの低下
②筋肉が硬い
③体脂肪率が高い
④塩分の摂りすぎ

そして、病気や薬の副作用などでもおこります。

また、脚だけむくみが強い場合は、鼠径部の圧迫も考えられます。

①ミルキングアクションの低下

ミルキングアクションとは、乳しぼり効果 (milking action)と言われるものです。

筋肉が収縮や弛緩することで静脈やリンパ管の収縮と拡張が起こり、その流れを補助しています。

静脈やリンパ管には、逆流しないように弁がついていますが、このミルキングアクションの働きが血液やリンパ液の流れを助けています。

特に心臓の働きによる作用を受けないリンパ管は、この働きが大きく左右されます。

つまり、ミルキングアクションの低下は、静脈血やリンパ液の流れが低下し、むくみをつくる原因の一つとなります。

ミルキングアクションは、筋肉の働きで起こるので、

・運動不足
・筋肉が細い

と、この効果は薄れるため、むくみの改善には、運動が必要と言われる理由になっています。

むくみの改善には、下半身の運動がおススメ。

特に下半身の筋肉を使う運動が、むくみの改善にはお勧めです。

もちろん全身を動かす運動であればより良いですが、効率よく改善したいのであれば、脚を使う運動がお勧めです。

その理由は、体全体の筋肉の量が脚に多くあるからです。

脚を動かす筋肉は、全身の70%の筋肉があると言われています。

また、それがウォーキングやジョギングであれば、腕振りも加わりさらに効率よい運動となります。

また、ふくらはぎは心臓から遠いため、このミルキングアクションの働きが重要視されます。

ふくらはぎが第2の心臓と呼ばれる理由は、このことにあります。

そして、事務仕事や立ちっぱなしなど、動くことが少ない人は、特にお勧めします。

②筋肉が硬い。

筋肉が硬いままだと血液やリンパ液の流れを妨げます。

ここでの筋肉が硬いままというのは、通称コリや筋疲労による筋収縮です。

血管やリンパ管は筋肉の側や筋肉の間を通っています。(図3参照)

図3:下肢の血管
図3:下肢の血管

下肢の太い血管は、

前面では、大腿四頭筋と内転筋の間を通り(図3左の左足参照)。

後面では、ハムストリングス(半膜様筋、半腱様筋)と内転筋の間を通っています。(図3右の右足参照)

また、下腿では、前傾骨筋や腓腹筋やひらめ筋の間を通ります。

これらの筋肉が疲労が抜ず硬いままだと、この筋肉の間を通る血管やリンパ圧迫し続けます。

そうなると血液やリンパ液の流れを妨げてしまい、むくみやすい体質になっています。

③体脂肪率が高い。

血液は筋肉だけじゃなく脂肪へも供給されています。

体脂肪率が高いとは、体に脂肪が体に多いということです。

脂肪の周囲は、筋肉のように収縮や弛緩をするミルキングアクションの効果はありません。

つまり、体脂肪が高いとそれだけ、血液の流れが悪い部分が増えてしまい、むくみやすい体質になります。

④塩分の過剰摂取。

人間の体には、恒常性(ホメオスタシス)という働きがあります。

恒常性とは、体温調節や心拍を一定にする働きですが、このような働きの一つに血液内の塩分濃度を一定に保つ働きがあります。

塩分を摂取すると血液内の塩分濃度が高まります。

そして、体は塩分濃度を薄める為に体内に水分を溜め込む為にむくみが生じます。

また、塩分を体から排出させる際にミネラルのカリウムが必要です。

そのカリウムは食事で摂取する必要がありますが、不足している体調不良が起こります。

カリウム不足は、脱力感・食欲不振・筋無力症・精神障害・不整脈などの症状に繋がることがあります。

⑤鼠径部で血管を圧迫。

鼠経靭帯は、骨盤の上前腸骨棘と恥骨を結ぶ靭帯です。

その靭帯の下には、大腿動脈や大腿静脈の太い血管(図4、図5参照)が通っています。

図4:鼠経靭帯
図4:鼠経靭帯
図5:鼠径部の血管
図5:鼠径部の血管

その鼠経靭帯の下と骨盤の間は、図5のように狭いにも関わらず大腿動脈と大腿静脈、大腿神経、腸骨筋、腸腰筋が通ります。

大腰筋は腰椎(腰の背骨)に付着していますが、大腰筋が硬くなれば腰の骨を前に引っ張り反り腰を増長させます。

ですが、反り腰というだけでむくみがでる訳ではありません。

それに加えて腹圧が弱い場合に、臓器の重みが鼠径部にかかり血管を圧迫した際に脚にむくみができます。

反り腰

反り腰は、腹筋が弱いからそうなると言われたりしていますが、生まれ持った体質(骨の変形)によりなっていることが多いです。

その為に腹筋をしたから反り腰が綺麗に治るという訳ではありません。

反り腰と腹筋群や体幹筋力の低下が重なることで、むくみがでやすい、故障しやすい体になる為に、その予防の為に筋トレが必要ということです。

また、反り腰の改善には腹筋や殿筋を鍛える事が大切と言われますが、これらの筋トレは反り腰を増長させる四頭筋や腸骨筋や脊柱起立筋も同時に鍛える筋トレしかありません。

例えば、腹筋を鍛えるには、四頭筋や腸骨筋も使われますし、殿筋を鍛える時には脊柱起立筋も使われます。

だからと言って、これらの筋トレが不要という意味ではありません。

これらの筋トレで体幹の筋肉を鍛えて腹圧を高めて症状を出にくくするというものです。

腹圧についてはコチラ。

⑥臓器の機能低下や病気によるむくみ。

血液の循環を調節している臓器が病に侵されている。

また、病気とはいかないまでも臓器が機能低下している方は、むくみやすい体質になります。

その臓器は、

・心臓
・腎臓
・肝臓
・甲状腺

があります。

また、臓器ではないですが静脈やリンパ管にある弁の機能低下もむくみやすい体質になります。

むくみ全般に言えることですが、重力の影響により下肢や足にむくみが表れやすい傾向にあります。

そして、むくみの原因は一概に塩分のとりすぎ、水を多く飲み過ぎているから起こっているとは言えません。

※臓器の検査や機能低下の判断は、整体ではできません。病院での検査が必要です。

心臓

・慢性心不全

慢性心不全とは、一時的でなく常に心臓の機能が落ちている状態です。

原因には、心筋梗塞・弁膜症・高血圧症・慢性呼吸不全などがあります。

心臓は、血液を送るポンプであり、それが弱まれば血液を心臓に戻す力が弱まり、血管から血漿の一部が漏れやすい、または静脈血が戻りにくくなりむくみやすくなります。

病院での心臓の検査方法

主に心エコー検査で心不全(右心不全)の有無を確認。

腎臓

・急性腎炎、慢性腎炎、ネフローゼ症候群、腎不全など

参考:ADPKDJP

血液をろ過している腎臓の糸球体に障害があると余分な水分を排出できなくなります。

また血中のタンパク質が減少するネフローゼ症候群は顔や手足のむくみを起こすとされています。

病院での腎臓の検査方法

腎臓:採血検査と尿蛋白の有無を尿検査で確認。

肝臓

・肝硬変などの肝臓の病気。

肝臓の役割のひとつに「アルブミン」というたんぱく質の製造があります。

アルブミンは、血漿タンパクのひとつで、血管内の水分を保持する役割があります。

この役割により血管中の血液量や体液の量を調整しています。

そして肝臓の機能低下により血液中のアルブミンが低下すれば、血管の外に血漿の一部がでて間質液が溜まればむくんでしまいます。

また肝臓の病気は、腹痛や黄疸なども現れます。

病院での肝臓の検査方法

採血検査と腹部エコー検査やCT検査で確認。

甲状腺

・粘着水腫(甲状腺機能低下症でおこるむくみのこと)。

甲状腺機能低下症とは、甲状腺ホルモンが不足している状態のことです。

甲状腺はのどぼとけの下にる臓器で、甲状腺ホルモンというホルモンを作っています。

このホルモンは、血液の流れに乗って心臓や肝臓、腎臓、脳など体のいろいろな臓器に運ばれて代謝を活性化させています。

また、妊娠や子供の成長に関係する役割もあります。

機能低下による症状は、無気力、疲労感、むくみ、寒がり、体重増加、動作緩慢、記憶力低下、便秘などがあり、症状悪化は傾眠、意識障害が起こります。

また、心臓を包んでいる筋肉にも水がたまってしまうこともあります。

その場合、心臓が膨らんで大きくなることがあり、心臓の筋肉の働きが弱まります。

そうなると、全身に血液を送りだす力が弱まり、むくみが生じやすくなります。

また、甲状腺機能低下によるむくみは、通常のむくみとは違う面があります。

一般的なむくみは、むくんでいる部分を抑えていると圧痕ができ、それが戻りにくいのですが、この場合は、元に戻ってしまいます。

甲状腺の病院での検査方法

採血を行い各種ホルモンの量を確認。

妊娠

妊娠中や妊娠高血圧症候群によりみくみが生じることがあります。

その際の原因には

・赤ちゃんに栄養を送るために血漿量が1,5倍。
・プロゲステロンの増加。
・運動不足。
・骨盤の前傾や腹圧低下。

があります。

妊娠中のむくみの原因は、妊娠中には避けては通れないものが多いです。

ただ、妊娠中でも妊娠に異常がなければウォーキングはできます。

また、妊娠中のウォーキングは、出産時の負担を減らすと言われているのでおススメします。

うちの妻は、始めての妊娠は40歳でしたが、妊娠前にジョギング、妊娠中のウォーキングの影響があったのかわかりませんが、分娩室に入ってすぐに赤ちゃんが生まれました。

赤ちゃんが勢いよくスポッと出てきたらしく、助産師がビックリしていた話をしていました。

また、妊娠中の当院の整体は、3~9ケ月の期間であれば、仰向け、側臥位で行っています。

病院での検査方法

産婦人科にて検査。

高血圧症候群

妊娠高血圧症候群は、原因がよくわかっていないそうですが、

参考:Medicalnote(外部サイト)

・胎盤の血管の形成異常
・血管内皮の傷害
・腎障害
・炎症性サイトカイン

が原因と言われています。

廃用性

廃用性とは、過度の安静や活動量の低下によって体に生じる症状をいいます。

簡単な言葉で言えば、運動不足とも言えます。

そうなる原因は、歩行困難となる関節障害や外傷や病気、手術後の運動制限です。

また、高齢になり筋力低下もむくみがでやすくなります。

低栄養

低栄養によるむくみは、タンパク質の摂取不足によるアルブミンの減少あります。

肝臓のところでも書きましたが、アルブミンは、血漿タンパクのひとつで、血管内の水分を保持する役割があり、減少するとむくんできます。

低栄養の判断目安に、血中のアルブミン値は3.5g/dl以下で危険性が高いと判断されるようです。

また、低栄養であれば筋肉も痩せていき、ミルキングアクションの機能が低下し、むくみが起こりやすくなります。

病院での栄養障害検査方法

血液検査。

薬の副作用

体を健康に導く為の薬ですが、その副作用でむくみが生じることもあります。

解熱鎮痛剤(NSAIDs)、降圧剤(Ca拮抗薬・βブロッカー)、副腎皮質ステロイド、経口避妊薬などは副作用でむくみが生じやすくなります。

限局性浮腫

限局性浮腫とは、漢字にあるように限られた部位で生じるむくみです。

また、手や足などの部位以外に左右差を生じるむくみも含みます。

以下は、局所的なむくみが起こるタイプです。

静脈の切除

静脈に血栓や腫瘍が生じた場合、静脈を切除することがあります。

その切除した静脈周囲は、血の戻りが悪くなりむくみが生じやすくなります。

静脈を手術する病気には、上大静脈症候群、深部静脈血栓症、下肢静脈瘤などがあります。

病院で静脈の検査方法

病院で行う静脈検査は、コチラの外部サイトで紹介されています。

造影CT検査や超音波ドプラ検査。

リンパ管の切除

特発性リンパ浮腫などのがん治療でリンパ節を切除した場合には、むくみの元となる間質液が切除周囲で停滞しむくみが生じやすくなります。

病院でのリンパ管の検査方法

CT検査や超音波検査、MRI造影検査があります。(参考:リンパ浮腫の検査。

炎症

炎症を起こすとその部位を治そうと血液をその部位に集めます。

それにより、むくみが生じます。

打撲や捻挫、骨折、感染症、アレルギー疾患、火傷、日焼けなどがあります。

病院での炎症の検査方法

外傷や障害の場合は、X線やMRI検査。

感染症の検査方法は主に血液検査。参考:病院での検査の基礎知識(外部サイト)

むくみmemo

むくみ体質は、水を控える?

これまで、むくみが起こる原因を書きましたが、むくみはちょっとした体の異常により起こっています。

その原因には、以下のものがありました。

①ミルキングアクションの低下。
②筋肉が硬い。
③体脂肪率が高い。
④塩分の摂りすぎ。
⑤病気や炎症によるもの。

この場合、水抜きをするとまずいのが、④塩分の摂りすぎによるむくみです。

脳は、血液内の塩分濃度を下げようとして、喉の渇きを感じさせて水を飲まし、体液を増やしています。

そのような状態で水抜きすると、血管、心臓、腎臓に負担がかかり病気になるリスク高まってしまいます。

その為、簡易的な考えで水を抜いてむくみを抑えるという考えはリスクがあり、おススメできません。

むくみの改善には、先ほど挙げた①~⑤の原因を取り除く事が大切です。

老若男女による体液量の違い

体液の量は

標準的な体型の成人男性で約60%。

成人女性で約50%。

小児で体重の約 70%。

高齢者で約50%。

と言われています。

体液は、筋肉に多く、脂肪にはほとんどありません。

その為に、脂肪率が高い方は、標準体型に比べて体液量の割合は低くなります。

また、高齢者も加齢による筋肉量の減少や細胞内液の減少により体液量は低くなります。

むくみが下腿にでやすい理由。

むくみが脚にでやすい理由は

・心臓から遠い部位。
・重力の影響。

が理由です。

また、むくみは

寝たきりの人だと背中に、うつ伏せ寝の人は顔に出やすくなります。

寝起きのむくみ

睡眠中は心拍が低下しています。

その為に血圧が低下し、心臓へ血液が戻りにくくなっています。

また、睡眠中は寝返り程度しか行わない為に筋肉が働かずミルキングアクションが働きずらいです。

これらの為に寝起きはむくみがでやすいです。

顔のむくみ

顔は心臓から近い為にむくみがおきにくいように思われますがます。

その割には、顔がむくむ方は多いです。

その理由として

先ほどの寝起きにむくみができやすい事と、それに加えて以下のことが考えられます。

・頭蓋骨で可動する関節は顎だけ。

・顔の筋肉(表情筋)は、ほぼ睡眠中はほぼ働かない。

・うつ伏せ寝。

が考えられます。

また、食事で塩分を摂りすぎているのであれば、さらにむくみが表れます。

むくみへの整体

むくみについて書きましたが、むくみに対しての整体は、整体を受ければ全て治るというものではありません。

整体で改善が期待できるむくみ

整体で期待できるむくみは、

・筋肉疲労やコリによる筋肉収縮。
・鼠径部の圧迫。

この2点のみです。

整体は、ストレスや体の負担を減らすという効果しかありません。

むくみへの整体効果は、症状を抑えるお薬のようなものです。

例えば、高血圧になり血圧を下げる薬がありますが、この薬を飲めば高血圧が治るというものではありません。

薬の作用により血圧は下がりますが、薬を辞めれば血圧は上がり始めます。

これは高血圧の原因が主に生活習慣にある場合ですが、高血圧を治すには生活習慣を改める必要があります。

整体の効果もこのような薬の効果と同じです。

その為に、整体の利用を勧める人は

・運動や柔軟体操が嫌い。

このような理由で生活習慣の改善する気持ちに余裕がない方に、1週間~月1程度の定期的な来院を勧めます。

また、女性の場合は整体を受けていても月経がある以上、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が多い月経の1週間前はむくみやすくなります。

月経痛が強い方は、月経の1週間前。

妊活中の方は、月経が終了後。

の来院がおススメです。

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