整体後の疲労(ストレス)テスト
整体前後の疲労抜けを確認する為に測定機器を用いてストレスチェックを行いました。
検証機器は、唾液アミラーゼモニター(nipro)を使用し、整体前と後で測定しました。
アミラーゼモニター
唾液アミラーゼモニターは、使い捨て式のテストストリップを本体に差し込んで利用します。
テストストリップは、唾液採取紙を口腔に30 秒ほど挿入し、それを本体にセットします。
自動的に本体の電源が入り、ディスプレイの指示に従いレバーを操作すると、スリーブのバネの裏側に貼り付けられているアミラーゼ試験紙が唾液採取紙へ押し付けられ唾液が転写されます。
転写時間は10秒で、終了を示すディスプレイの指示に従ってレバーを元に戻します。
仕組み
アミラーゼ試験紙に含浸された 基質 (Gal-G2-CNP) がα-アミラーゼで加水分解され黄色に発色し、その反射率が光学ユニットで自動的に測定され,酵素活性 (Unit/l) に換算されてディスプレイに表示されます。
ストレス
ストレスというと、精神的なストレスを思い浮かべる方が多いと思いますが、ストレスとは脳にかかる負担のことを言います。
その為に肉体的な疲労や、病原菌に対する免疫作用、環境公害もストレスになります。
詳しくは、コチラで書いています。
整体前後の疲労テスト
20代女性 73→3(kIU/L)
30代女性 63→28(kIU/L)
50代男性 147→16(kIU/L)
60代女性 66→32(kIU/L)
50代男性 150→58(kIU/L)
80代男性 88→27(kIU/L)
40代女性 146→54(kIU/L)
40代男性 232→34(kIU/L)
70代男性 124→4(kIU/L)
50代女性 66→56(kIU/L)
20代女性 56→38(kIU/L)
40代女性 77→24(kIU/L)
結果
・20代女性 73 → 3(kIU/L)
・20代女性 56 → 38
・30代女性 63 → 28
・40代女性 146 → 54
・40代女性 77 → 24
・50代女性 66 → 56
・60代女性 66 → 32
・40代男性 232 → 34
・50代男性 147 → 16
・50代男性 150 → 58
・70代男性 124 → 4
・80代男性 88 → 27
結果を見ると、整体を受けた後に疲労が抜ける人とそうではない人、また大きく疲労が抜ける人もいれば、あまり変わらない人も少数います。
施術は、硬くなっている筋肉、または骨の位置がズレて動きが悪くなっている骨を元に戻すような施術を行います。
整体を受ければ、疲労がゼロになるとは言えませんが、ほとんどの方は、アミラーゼの数値が半分以下になっていました。
機器を用いないストレスチェック(無料)
測定機器を用いないストレスチェックもいくつかあります。
試しにチェックしてみたいという方は、施術前にお声かけください。
ライフイベント表と簡易ストレス調査票をお渡しします。
ストレスチェックは、個人的な内容(借金をしているとか、男女間の問題など)をチェックするもので、知られたくない内容が多いと思います。
その為に当院では簡単な説明と配布のみで、記入後の採点は、お客さまご自身でして頂いております。
また、インターネットで無料で採点してくれるサイトもありますので、下記にリンク張っておきます。
ライフイベント表
ライフイベント法は、過去1年間に起こった出来事に対して65問の質問があり、それを点数化するものです。
1568名の勤労者を対象に調査を行い、合計点数が600点以上になると75%の人が仕事に対してうつなどの適応障害がでていたというものです。(研究者:夏目誠、村田弘)
簡易ストレス調査票
ストレス調査票は、日常生活の何がストレスになっているのか、考察できるようになっています。
それを知る事で、対処できるものなのか、どうか判断する事ができます。
ストレスチェック用リンク
自分でできるストレスチェック
自分自身で行うことができるストレステストは、コチラのページの最後の方に紹介しています。