隠れ疲労

隠れ疲労とは?

隠れ疲労とは、疲労の本を多くだされている梶本修身教授によると

疲れが貯まっているのにそれを認識できない、「疲労感」がない疲労になります。

ややこしいですが「疲労」と「疲労感」は違います。

疲労は、実際にたまっていく疲れ。

疲労感は、疲れたと感じる感覚です。

つまり

疲れているはずなのに、疲れを感じきれていない状況。

疲れていないと思っているけど疲れている状況。

それが隠れ疲労です。

慢性疲労

そして慢性疲労という言葉もあります。

慢性疲労は、病気でもないのに、疲れがたまり続けた結果、一日や二日休んでも回復できず長期間続いている状態です。

そして、慢性疲労が長期間つづくと心筋梗塞や脳梗塞、生活習慣病のリスクが高まり命の危険にさらされやすくなります。

もし慢性疲労になっていたら、その状態から抜け出さないと大変なことになりかねません。

どうして、このような慢性疲労におちいってしまうのか?

仕事や運動、人間関係のストレスなどで疲れているのは感じるけど休めない。

ということだけじゃなく、脳が

「疲れていることに気付けない」

状況になっていることがあります。

通常、疲れがたまってくると、身体から脳に対して

「休め」

という警告が発せられ、疲労感を感じます。

そして、脳はそれを受けて、眠る、休憩する、という行動を取ります。

ところが、興奮状態だったり幸福感が強いと、脳は身体からの警告にきづきにくくなります。

また、目の前の仕事に没頭し、脳が疲れ感じきれなくなっていることもあります。

責任感や使命感が強く、やりがいや達成感を支えとして働く真面目な人ほど過労死を招きやすい傾向にあるようです。

そして、実際の疲労と脳が感じる「疲労感」が一致しないことになります。

そして、このような状態が長期間つづけば過労死や突然死の恐れがでてきます。

2018年には、何の前触れもなく俳優の大杉連さんが亡くなられたました。

次は、気づけていないと大変!疲れのサイン!

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