良性発作性頭位めまい症とは

・朝の寝起き
・夜中に喉の渇きやトイレで起きたとき
・寝返りをしたとき
・起床後の洗顔中に顔を上げたとき
・トイレで前かがみの状態から体をおこしたとき
・お辞儀をしたとき

に天井がぐるぐる回わってしまう。

そして、歩いているときにもフワフワしたり、人が多いところを歩くと気持ち悪いときがある。

日によって症状の度合いは違うけど、ひどくなると吐き気、または嘔吐してしまう。

このような症状がでると、脳の異常ではないか?
と思い、病院に行ったけど異常なし。

また、人によっては耳のつまった感じや耳鳴りも併発することもあり、それに加え首や頭の後ろの痛み、肩こりや腰痛までることもあります。

これらは、睡眠不足や疲労がたまると症状が強くなりがちです。

これらの症状は良性発作性頭位めまい症という内耳の耳石の異常からおこる症状です。

良性発作性頭位めまい症は、重大な病気につながることはないと言われていますが、このような症状が普段の生活でおこることは嫌なことです。

それは大きなストレスになってしまい生活や仕事に支障がでてしまいます。

良性発作性頭位まめい症の原因は、内耳にある耳石器の異常でおこります。

耳石器は感覚細胞である有毛細胞の上に炭酸カルシウムの結晶がのる構造をしています。

頭が傾くと炭酸カルシウム(耳石)が動くので、その動きを有毛細胞が感知してその情報を脳に送ることで重力の方向や頭の位置が判断できるようになっています。

この耳石は、古くなると回収される仕組みになっているのですが、まれに回収されないときがあります。

この回収されなかった耳石が間違って半規管の中に入ったときにめまいがおこる原因をつくってしまいます。

この半規管も体の位置を確認している器官で、そこに耳石が迷いこむと体の位置を確認しずらくなり、それが天井がグルグルまわる原因となってます。

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