ホメオスタシスとは

ホメオスタシスとは

ホメオスタシスとは、生体の恒常性の維持を示す用語。

※恒常性とは、一定を保とうすること。

脳は、体温、心拍などに対して目標値があり、環境に変化があっても生命を維持するためにその目標値を保とうとします。

健康は、自律神経、内分泌、免疫系の相互作用によって恒常性を維持して得られています。

ストレスが長く続くと ホメオスタシスの維持に影響を与える。

例1:体温

例えば、夏に暑くなると室内であればクーラーをつけることが多いと思います。

ですが、クーラーで体を冷やさなくても私たちの体温は、外気と関係なく一定のままです。

夏日の暑い日で温度が40度あったとしても、体温は平熱で維持しようと働いています。

これは皮膚から汗を出して、汗が蒸発し気化することで皮膚の熱を奪い体温が下げる働きによるものです。

また逆に、寒い日であれば、筋肉を震わせて体温を上げて平熱に保っています。

このような体温調節がうまくいかないと脳に障害が生じ熱中症や凍死に繋がります。

例2:心拍

心臓の鼓動は、運動をすると筋肉へのエネルギー供給や老廃物を運搬するために心拍を上昇させますが、運動をやめると元に戻ります。

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